相手のスコアを入力し、関係性を深める


相手の特徴や傾向を知りたい場合や、相手との関わり方を考えたい場合は、相手のA・B・C・Dのスコアと判定ルールを生成AIに入力します。

相手とのコミュニケーションを考える場合は、相手のスコアだけでなく、自分自身のスコアも入力することが基本です。
同じ相手であっても、こちらのタイプによって、適した関わり方や注意すべき点は異なります。相手のスコアが同じでも、自分のスコアが変われば、スコアの組み合わせも変わるため、考慮すべき関係性も変わります。
相手との関わり方をより具体的に考える場合は、自分と相手の両方のスコアを入力することが重要です。

生成AIに入力する際は、基本情報や各入力例の「コピー」ボタンを押して、あなたがお使いのChatGPTなどに貼り付けてください。
スコア部分や「相手」「××××」の部分は、ご自身の内容に合わせて置き換えてください。

 

入力する「基本情報と回答の前提」


まず、自分と相手のスコア、判定ルールに加えて、回答するときに共通して踏まえてほしい前提を入力します。

私のスコアは、A○、B○、C○、D○です。
相手のスコアは、A○、B○、C○、D○です。

このスコアは、ハーマンモデルをベースとした診断のスコアです。
A・B・C・Dの4つのスコアは、一人の受検者ごとに合計200点です。
48点以上が優勢脳と判定されます。

回答するときは、私と相手の最も高い領域や優勢脳だけで判断せず、それぞれのA・B・C・Dのスコア全体のバランスと、二人のスコアの組み合わせを踏まえてください。
スコアが低い領域を、欠点、能力不足、不得意と決めつけないでください。
また、スコアだけから、相手の性格、能力、感情、考え、意図、適性を断定せず、考えられる特徴や傾向として整理してください。

スコアからは判断できない事実や、相手の経験、行動、発言、気持ちを推測して作らないでください。
私が相手との具体的な出来事、発言、反応、関係性などを入力した場合は、その内容を優先して回答してください。

相手との関わり方を提案する場合は、相手を思いどおりに動かす方法ではなく、互いに理解しやすく、伝わりやすくするための工夫として整理してください。

続けて、以下の入力例を参考に、知りたいことを質問します。
各入力例は、そのままコピーして使うことも、目的に合わせて一部を変更して使うこともできます。

入力時の補足

1.自分のスコアが分からない場合
相手のスコアだけでも、相手に考えられる特徴や傾向について一定の回答を得ることはできます。
ただし、相手とのコミュニケーションや関係性について考える場合は、自分自身のスコアも入力した方が、自分と相手の違いや共通点を踏まえた、より具体的な回答を得やすくなります。
自分のスコアが分からない場合は、相手との関係性を断定するのではなく、相手のスコアから考えられる一般的な関わり方として回答を受け取ってください。

2.個人情報の扱い
生成AIに相手の情報を入力する際は、「Bさん」「相手」「上司」などの表記で十分です。
氏名、会社名、部署名など、個人や組織が特定される情報の入力は控えてください。

3.テーマごとにチャットを分ける
生成AIに質問する際は、相手ごと、またはテーマごとにチャットを分けることをおすすめします。
たとえば、Aさんについて質問する場合と、Bさんについて質問する場合は、別のチャットを作成し、その最初に自分と相手のスコア・判定ルールを入力してください。

また、同じ相手について質問する場合でも、「相手の特徴を理解する」「コミュニケーションの取り方を考える」「1on1やメール文面を考える」など、質問の目的が変わる場合は、チャットを分けると、あとから見返しやすく、回答も整理されやすくなります。

一方、同じ相手・同じテーマについて同じチャット内で続けて質問する場合は、毎回自分と相手のスコア・判定ルールを入力し直す必要はありません。
続けて質問する際は、毎回詳しい文章を書く必要もありません。
最初に入力したスコアや判定ルールを前提にして、「もう少し具体的に教えてください」「質問例を3つに絞ってください」「メール文面にしてください」など、短い質問を重ねながら回答を深めることができます。
ただし、相手が変わった場合、前回の入力から時間が空いた場合、話の前提を整理し直したい場合は、あらためて自分と相手のスコア・判定ルールを入力してください。

4.回答の分量や形式を指定したい場合
質問の最後に、次のような条件を加えておくと、目的に合った回答を得やすくなります。

  • 300字以内で整理してください。
  • 箇条書きで説明してください。
  • 重要なポイントを3つに絞ってください。

 

相手のスコアをもとに、特徴や傾向を知りたいとき


相手のA・B・C・Dのスコアが分かっていれば、相手の結果シートが手元になくても、相手の特徴や傾向、強み、注意点などについて生成AIに質問できます。

 

入力例1

ここでは、次の2つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例1

相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスをもとに、相手に考えられる特徴や傾向を分かりやすく整理してください。

次の観点に分けて説明してください。
・自然に表れやすい強みや考え方
・仕事やコミュニケーションで力を発揮しやすい可能性がある場面
・状況によっては本人が意識するとよい点
・周囲が関わる際に配慮するとよい点

相手の性格、能力、経験、感情、意図を断定せず、スコアから考えられる傾向として説明してください。
また、入力されていない相手の行動や経験を推測して作らないでください。

 

入力例2

ここでは、次の2つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例2

相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスをもとに、仕事上で力を発揮しやすい可能性がある場面と、負担や苦手意識につながる可能性がある場面を整理してください。

仕事の進め方、人との関わり方、変化への対応、判断や意思決定など、具体的な仕事場面に分けて説明してください。

スコアが低い領域を、できないことや能力不足と決めつけないでください。
本人の経験、知識、役割、訓練によって、実際には問題なく行えている場合もあることを前提にしてください。

 

入力例3

ここでは、次の2つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例3

相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスをもとに、仕事上でストレスを感じる可能性がある場面と、周囲がモチベーションを支えるために試せる関わり方を整理してください。

次の観点に分けて説明してください。
・負担やストレスにつながる可能性がある状況
・本人が納得感ややりがいを持ちやすい可能性がある要素
・周囲ができる具体的な声かけや関わり方
・避けた方がよい決めつけや一方的な関わり方

スコアだけから、相手が実際にストレスを感じている場面や、モチベーションが下がる理由を断定しないでください。
仕事内容、職場環境、人間関係、体調など、スコア以外の要因もあり得ることを踏まえてください。

 

相手の結果シートの内容を詳しく確認したいとき


相手の結果シートが手元にある場合は、表示されている内容をもとに、相手の特徴や傾向をより具体的に確認できます。
ここでは、「得意タスク」を例に、表示されている内容の意味や、相手のスコアとの関係を確認するための入力例を紹介します。

 

入力例4〜6の追加情報

「得意タスク」「ワークスタイル」「ラーニングスタイル」について質問する場合は、以下の追加情報を入力すると、それぞれの考え方に沿った回答を得やすくなります。

以下の追加情報をコピーして入力してください

A・B・C・Dのスコアをもとに、その人の仕事の進め方や、力を発揮しやすい場面を整理するために、「得意タスク」「ワークスタイル」「ラーニングスタイル」という項目があります。
このあとの質問に答えるときは、以下の説明を前提にして、相手のA・B・C・Dのスコアとの関係を踏まえて回答してください。

【得意タスク/不得意タスク】
得意タスクとは、本人が喜びや充実感を感じながら行いやすく、自然に力を発揮しやすいタスクのことです。
不得意タスクとは、本人のスコアから見て、自然には取り組みにくかったり、苦手意識やストレスにつながったりする可能性があるタスクのことです。
スコアが高い領域は得意タスクとして表れやすい傾向があります。
一方、スコアが低い領域を使うタスクは、本人にとって負担になる場合がありますが、そのタスクができない、能力がないという意味ではありません。
本人の経験、知識、役割、訓練などによって、実際には問題なく行えている場合もあります。

【ワークスタイル】
ワークスタイルとは、仕事を行う際の進め方や、力を発揮しやすい働き方の傾向を、4つの軸で整理する項目です。
「結果の導き方」は、個人で能力を発揮しやすい「個人発揮型」寄りか、チームで能力を発揮しやすい「チーム発揮型」寄りかを見ます。
「アプローチの起点」は、数量的で詳細なデータから物事を把握して進める「計算精度重視」寄りか、全体的なイメージや直感・フィーリングから物事を捉えて進める「フィーリング重視」寄りかを見ます。
「業務対応力」は、一定の活動を持続的に進める「ルーチン処理」寄りか、突発的な事情や変化に柔軟に対応する「変化対応」寄りかを見ます。
「キャリアの方向性」は、構成された組織に属し、明確な役割が課された中で安定して働く「組織貢献型」寄りか、自由度が高く、チャレンジする機会の多い働き方に向く「ベンチャー精神型」寄りかを見ます。
ワークスタイルについて説明する場合は、スライドバーで表現する必要はありません。
「個人発揮型/チーム発揮型」「計算精度重視/フィーリング重視」「ルーチン処理/変化対応」「組織貢献型/ベンチャー精神型」の各軸について、どちらの傾向が強そうかをテキストで説明してください。

【ラーニングスタイル】
ラーニングスタイルとは、新しいことにチャレンジするときや、スキルアップを図りたいときに、本人に合いやすい学習スタイルを整理する項目です。
スコアが高い領域を活かした学習スタイルは、本人が比較的モチベーションを保ちやすく、効率的に新しい知識やスキルを身につけやすい学び方として扱ってください。
スコアが低い領域を使う学習スタイルは、本人にとって自然には取り入れにくく、状況によっては負荷がかかる可能性がある学び方として扱ってください。
ただし、本人の経験や、すでに身につけている学習習慣によっては、有効に活用できている場合もあります。

 

入力例4

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例4〜6の追加情報
③ 入力例4

相手の結果シートの「得意タスク」に「××××」と書かれています。
この説明を前提に、相手のスコアをもとに、この内容を詳しく説明してください。
この内容が本人に必ず当てはまると断定せず、相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスから考えられる理由や傾向として説明してください。

 

入力例5

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例4〜6の追加情報
③ 入力例5

相手の結果シートの「得意タスク」に「××××」と書かれています。
この説明を前提に、相手のスコアをもとに、なぜこの内容が示されているのかを詳しく説明してください。
この内容が本人に必ず当てはまると断定せず、相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスから考えられる理由や傾向として説明してください。

 

入力例6

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例4〜6の追加情報
③ 入力例6

相手の結果シートの「得意タスク」に「××××」と書かれています。
この説明を前提に、相手のスコアをもとに、これ以外に得意タスクとして表れやすいものがあれば、候補をいくつか挙げて説明してください。
この内容が本人に必ず当てはまると断定せず、相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスから考えられる理由や傾向として説明してください。
候補として挙げるタスクは、本人が実際に経験している業務や、すでに身につけている能力として断定しないでください。

※「得意タスク」は一例です。「ラーニングスタイル」「ワークスタイル」についても同じように質問できます。

 

結果シートに近い項目で相手の特徴を知りたいとき


相手の結果シートが手元にない場合でも、「得意タスク」「ワークスタイル」「ラーニングスタイル」など、結果シートに近い項目で相手の特徴を知りたい場合があります。
この場合は、その項目がどのような考え方で整理されているものかを、あらかじめ生成AIに伝える必要があります。

「得意タスク」「ワークスタイル」「ラーニングスタイル」について確認したい場合は、以下の追加情報を生成AIへ入力してください。
※上記の入力例4〜6で使う短めの説明よりも、各項目の考え方を少し詳しく整理しています。

なお、結果シートは、利き脳診断の所定の分類・表示ルールにもとづいて作成されています。
一方、生成AIの回答は、入力されたスコアと参考情報をもとに、その場で文章として整理されるものです。
そのため、結果シートに実際に表示される文言やスライドバーの位置を再現するものではなく、相手のスコアから考えられる傾向を理解するための参考情報として活用してください。

 

入力例7

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例7の追加情報
③ 入力例7

入力例7の追加情報

A・B・C・Dのスコアをもとに、その人の仕事の進め方や、力を発揮しやすい場面を整理するために、「得意タスク」「ワークスタイル」「ラーニングスタイル」という項目があります。
このあとの質問に答えるときは、以下の説明を前提にして、相手のA・B・C・Dのスコアとの関係を踏まえて回答してください。

【得意タスク/不得意タスク】
得意タスクとは、本人が喜びや充実感を感じながら行いやすく、自然に力を発揮しやすいタスクのことです。
不得意タスクとは、苦手意識やストレスを感じやすく、実行するために努力を要しやすいタスクのことです。
得意タスクは、本人が自然に力を発揮しやすい領域に関係しているため、本人自身が「得意である」と強く認識していない場合もあります。
そのため、得意タスクとして表れやすいことを認識し、意識的に強化していくことが大切です。
不得意タスクとして表れる可能性があるタスクは、本人が自然には選びにくかったり、取り組む際に負担を感じたりする場合があります。
一方で、本人の経験、知識、役割、訓練などによって、すでに問題なく行えている場合もあります。
スコアが高い領域は、本人が自然に力を発揮しやすく、得意タスクとして表れやすい傾向があります。
スコアが低い領域を使うタスクは、本人にとって自然には取り組みにくく、苦手意識やストレスにつながる可能性があります。
ただし、スコアが低いからといって、そのタスクができない、能力がないという意味ではありません。

【ワークスタイル】
ワークスタイルとは、仕事を行う際の進め方や、力を発揮しやすい働き方の傾向を、4つの軸で整理する項目です。
1.結果の導き方
個人で能力を発揮しやすい「個人発揮型」寄りか、チームで能力を発揮しやすい「チーム発揮型」寄りかを見ます。
2.アプローチの起点
数量的で詳細なデータから物事を把握して進める「計算精度重視」寄りか、全体的なイメージや直感・フィーリングから物事を捉えて進める「フィーリング重視」寄りかを見ます。
3.業務対応力
一定の活動を持続的に進める「ルーチン処理」寄りか、突発的な事情や変化に柔軟に対応する「変化対応」寄りかを見ます。
4.キャリアの方向性
構成された組織に属し、明確な役割が課された中で安定して働く「組織貢献型」寄りか、自由度が高く、チャレンジする機会の多い働き方に向く「ベンチャー精神型」寄りかを見ます。
これらは、どちらが良い・悪いというものではありません。
本人が力を発揮しやすい働き方や、ストレスを感じやすい働き方を考えるための視点として扱ってください。
ワークスタイルについて説明する場合は、スライドバーで表現する必要はありません。
「個人発揮型/チーム発揮型」「計算精度重視/フィーリング重視」「ルーチン処理/変化対応」「組織貢献型/ベンチャー精神型」の各軸について、どちらの傾向が強そうかをテキストで説明してください。

【ラーニングスタイル】
ラーニングスタイルとは、新しいことにチャレンジするときや、スキルアップを図りたいときに、本人に合いやすい学習スタイルを整理する項目です。
スコアが高い領域を活かした学習スタイルとは、48点以上の優勢脳、またはスコアが比較的高い領域の特徴を活かした学び方です。
本人が比較的モチベーションを保ちやすく、効率的に新しい知識やスキルを身につけやすい学び方として整理します。
スコアが低い領域を使う学習スタイルとは、本人にとって自然には使いにくい領域の特徴を使う学び方です。
ストレスがかかりやすかったり、学習意欲の低下につながりやすかったりする場合があります。
ただし、本人の経験や、すでに身につけている学習習慣によっては、有効に活用できている場合もあります。
新しいことにチャレンジしたり、継続的な学習を行う場合は、スコアが高い領域を活かした学習スタイルを取り入れることで、本人にとって無理なく学びやすくなります。
ラーニングスタイルについて説明する場合は、スコアが高い領域を活かした学習スタイルを5つ、スコアが低い領域を使う学習スタイルを2つ程度挙げてください。
それぞれについて、なぜその学び方が合いやすいのか、または負荷がかかりやすいのかを、相手のA・B・C・Dのスコアにもとづいて説明してください。

この説明を参考に、相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスから見て、「得意タスク」に近い業務の傾向と、負担や苦手意識につながる可能性がある業務の傾向を整理してください。

それぞれについて、なぜそのような傾向が考えられるのかを、相手のスコアとの関係から説明してください。

相手が実際にその業務を得意・不得意としていると断定せず、経験や役割によって異なる可能性があることを前提にしてください。

※「得意タスク」は一例です。「ワークスタイル」「ラーニングスタイル」についても同じように質問できます。

 

相手とのコミュニケーションに活用したいとき


相手との具体的なコミュニケーションを考える場合は、自分と相手のスコアに加えて、ガイドブック「コミュニケーション難易度」(10〜11ページ)の考え方もあわせて生成AIに伝えておくと、回答の前提がそろいやすくなります。

特に、1on1、メール、提案など、相手との関わり方を具体的に考える場合は、「コミュニケーションの難易度」の説明を、入力文の前に貼り付けておくことをおすすめします。
これにより、一般的なコミュニケーション論ではなく、自分と相手のスコアの組み合わせを踏まえた、理解し合いやすい点、すれ違いやすい点、注意した方がよい関わり方を整理しやすくなります。

 

入力例8〜11の追加情報

以下の「コミュニケーション難易度」の考え方を、入力例8〜11の追加情報としてコピーして入力してください。

【コミュニケーション難易度】
コミュニケーション難易度とは、自分と相手のA・B・C・Dのスコア傾向の組み合わせから、コミュニケーションの取りやすさや、違和感・ストレスが生じやすいポイントを整理するための考え方です。

A・B・C・Dのスコア傾向が近い場合は、お互いの考え方や納得するポイントに共通点が見つかりやすく、コミュニケーションを取りやすく感じる可能性があります。
一方、スコア傾向の違いが大きいほど、重視するポイントや判断の仕方が異なるため、相手の言動に違和感を覚えたり、話がかみ合わないと感じたりすることがあります。

コミュニケーション難易度は、主に次の4つの関係で整理します。

【同一関係】
同一関係とは、主に同じ領域が強い人同士の関係です。
考え方や判断の仕方、重視するポイントに共通点が多いため、比較的コミュニケーションを取りやすく感じる可能性がある関係です。
一方で、同じ視点に偏りやすく、異なる意見や別の観点が出にくくなる場合があります。
同じ傾向を持つ人同士の場合は、あえて違う視点を取り入れることが大切です。

【共有関係】
共有関係とは、AとB、CとDのように、左脳同士または右脳同士の関係です。
お互いに「少し違うが、理解しやすい」関係です。
完全に同じではありませんが、考え方や重視するポイントに共通部分があるため、相手の言っていることを比較的理解しやすい関係です。
ただし、似ている部分があるために、細かな違いを見落としたり、「分かっているつもり」になったりする場合があります。

【対照関係】
対照関係とは、AとD、BとCのように、同じ大脳新皮質同士、または同じ辺縁系同士で、左右が異なる関係です。
お互いに違いを感じやすい関係です。
同じ対象を見ていても、考え方や行動の仕方が異なるため、相手の反応に違和感を覚えることがあります。
ただし、目的や関心が近い場合もあり、違いを認識したうえで関わることで、互いに補い合える可能性があります。

【対角関係】
対角関係とは、AとC、BとDのように、対角線上にあるタイプ同士の関係です。
コミュニケーション難易度がもっとも高くなりやすい関係です。
お互いの優先順位、価値観、判断の仕方、仕事の進め方が大きく異なるため、相手の言動を理解しにくかったり、距離を置きたくなったりすることがあります。
ただし、対角関係は、もっとも強力な補完関係にもなり得ます。
自分にはない視点や、自分が見落としやすい点を相手が持っているため、うまく関わることができれば、非常に大きな力を発揮できる関係です。

【コミュニケーション難易度と補完関係】
コミュニケーション難易度と補完関係の強さは、同じ方向に高まるものとして扱ってください。
同一関係は、コミュニケーションは取りやすい一方で、互いに似た視点を持つため、補完関係は弱くなりやすい関係です。
一方、対角関係は、コミュニケーション難易度はもっとも高くなりやすい一方で、自分にはない視点や判断基準を相手が持っているため、補完関係はもっとも強くなりやすい関係です。
そのため、コミュニケーション難易度が高い関係ほど、単に「合わない」「関わりにくい」と捉えるのではなく、違いを理解し、伝え方や確認の仕方を工夫することで、互いの強みを活かせる可能性がある関係として扱ってください。

【この考え方を使うときの注意】
コミュニケーション難易度が高いからといって、相性が悪い、関係を避けるべき、という意味ではありません。
また、難易度が低いからといって、必ずうまくいくという意味でもありません。

なお、実際のスコアでは、48点以上の優勢脳が複数ある場合や、特定の領域だけが明確に高いとは言い切れない場合もあります。
そのため、単純に一つのタイプや関係性に決めつけるのではなく、A・B・C・Dのスコア全体のバランスを見て、どのような違いが影響していそうかを考えてください。

この考え方は、相手を決めつけるためではなく、自分と相手の違いを理解し、伝え方、受け止め方、確認の仕方を工夫するために使います。
このあとの質問に答える場合は、「同一関係」「共有関係」「対照関係」「対角関係」といった名称を無理に使う必要はありません。
専門用語による判定よりも、A・B・C・Dのスコア傾向の違いから、どのような点で認識のズレやストレスが起こりやすいかを、日常的な言葉で説明してください。
具体的な関わり方について聞かれた場合は、伝え方、確認の仕方、受け止め方の工夫として答えてください。

 

入力例8

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例8〜11の追加情報
③ 入力例8

この説明を前提に、私と相手のA・B・C・Dのスコア全体のバランスと組み合わせをもとに、次の点を700字前後で整理してください。

・共通点があり、理解し合いやすい可能性がある点
・違いがあり、認識のずれやストレスにつながる可能性がある点
・互いの強みを活かすために意識するとよい関わり方
・私が伝え方、確認の仕方、受け止め方で工夫できること

「相性が良い・悪い」と単純に判定せず、実際の関係性や状況によって異なる可能性があることを前提にしてください。
また、相手の感情や意図をスコアだけから推測して断定しないでください。

生成AIから得られる実際の回答例

入力スコア:私 A75、B48、C42、D35 / Bさん A65、B38、C60、D37

あなたとBさんは、ともにAが高いため、事実や根拠をもとに考え、目的や判断材料を明確にしながら話す点では理解し合いやすい関係です。仕事の話では、「何を決めるのか」「どの情報をもとに判断するのか」を整理して進めると、互いに納得しやすいでしょう。

一方で、あなたはA・Bが優勢で、論理性、手順、効率、確実な実行を重視しやすいのに対し、BさんはAに加えてCも高く、人との関係性や気持ちの納得感を大切にする傾向があります。そのため、あなたが結論や合理性を急ぐと、Bさんには、結論を急がれている、または気持ちや周囲への影響が十分に扱われていないと感じられる可能性があります。逆に、Bさんが気持ちや周囲への影響を丁寧に話そうとすると、あなたには話が遠回りに感じられるかもしれません。

すれ違いを防ぐには、まず共通しているAの要素を活かし、事実・目的・判断基準を共有することが有効です。そのうえで、Bさんに対しては「その点について、Bさんはどう感じていますか」「周囲への影響で気になっていることはありますか」といった確認を加えると、話しやすくなります。

あなた自身は、Bさんが気持ちや周囲への影響について話すことを、非合理的なものとして受け止めるのではなく、現場の納得感や人間関係上のリスクを知るための情報として扱うとよいでしょう。BさんもAが高いため、最終的には根拠や目的を共有すれば、論理的な話し合いは十分に可能です。結論を急ぐ前に、相手の気持ちや周囲への影響を一度確認することで、互いの強みを活かしたコミュニケーションになりやすくなります。

※回答内容は、入力するスコアや質問内容、利用する生成AIによって異なります。

 

入力例9

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例8〜11の追加情報
③ 入力例9

部下のBさんと30分の1on1を行います。
Bさんは最近の業務で少し迷いや不安を感じているようです。
Bさんのスコアと私のスコアの組み合わせを踏まえて、Bさんが安心して話しながら、現在困っていることを整理し、次の行動を考えやすくなる1on1のシナリオを作成してください。

次の内容を含めて、1,000字前後で整理してください。
・30分の時間配分
・質問例
・声かけ例
・私が注意した方がよい伝え方
・Bさんの反応を確認しながら進めるための確認方法

Bさんが実際にどのような不安を抱えているかは断定せず、本人の言葉を聞きながら確認する進め方にしてください。
また、スコアに合わせて誘導するのではなく、本人が自分の考えを整理し、納得して次の行動を選べるようにしてください。

生成AIから得られる実際の回答例

入力スコア:私 A75、B48、C42、D35 / Bさん A65、B38、C60、D37

あなたもBさんもAが高いため、事実や根拠をもとに状況を整理する会話はしやすい関係です。一方で、あなたはA・Bが優勢で、結論や手順、次の行動に意識が向きやすいのに対し、BさんはAに加えてCも高く、気持ちの納得感や周囲との関係性も大切にしやすい傾向があります。そのため、1on1では、いきなり課題や改善策を詰めるよりも、まずBさんが感じている迷いや不安を受け止め、そのうえで一緒に整理していく進め方が合いやすいでしょう。

0〜5分(5分間):安心して話せる雰囲気を作る
冒頭では、「今日は結論を急ぐ場ではなく、今気になっていることを一緒に整理する時間にしたいと思っています」と伝えると、Bさんは話しやすくなります。
最初から改善点を指摘するのではなく、まずは安心して話してよい場であることを示すことが大切です。

5〜15分(10分間):困っていることを、事実と気持ちの両面から聞く
「最近の業務で、少し迷っていることや負担に感じていることはありますか」「どの場面で一番やりにくさを感じていますか」と聞き、事実だけでなく、Bさんがどう感じているかも確認します。
BさんはAも高いため、状況を整理して話すことはできますが、Cも高いため、気持ちや周囲との関係性も大切な情報になります。

15〜25分(10分間):課題を整理し、次の行動を一緒に考える
Bさんの話を受けて、「今の話を整理すると、困っている点はこの2つで合っていますか」「まず一番小さく試せそうなことは何でしょうか」と確認します。
あなたが一方的に解決策を提示するよりも、Bさん自身が納得しながら次の行動を選べるようにすると、前向きに動きやすくなります。

25〜30分(5分間):次回までの行動を1つか2つに絞る
最後は、次回までに試すことを1つか2つに絞ります。「では、次回までにまずこれを試してみて、その結果を一緒に振り返りましょう」と締めると、Bさんにとっても無理なく行動に移しやすくなります。

注意点
あなたは合理的に整理する力が強い分、Bさんの話を聞きながらすぐに結論や解決策を提示したくなるかもしれません。しかし、Bさんの場合は、自分の気持ちや背景も含めて話せたと感じることが、前向きに次の行動を考える助けになる可能性があります。
まず受け止め、その後で整理する順番を意識すると、BさんのAの論理性とCの納得感の両方に合った1on1になりやすくなります。

※回答内容は、入力するスコアや質問内容、利用する生成AIによって異なります。

 

入力例10

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例8〜11の追加情報
③ 入力例10

同僚のBさんに、明日17時までに資料提出を依頼するメールを送ります。
内容は以下の通りです。
・××××
・××××
・××××
Bさんのスコアと私のスコアの組み合わせを踏まえて、Bさんに伝わりやすく、依頼内容、期限、必要な対応が誤解なく伝わるメールの件名と本文を200字程度で作成してください。

相手のタイプに合わせすぎて不自然な表現にせず、業務メールとして簡潔で丁寧な文章にしてください。
また、相手を動かすための心理的な操作ではなく、必要な情報を相手が理解しやすい順番で整理してください。

 

入力例11

ここでは、次の3つを順番に入力します。
① 基本情報と回答の前提
② 入力例8〜11の追加情報
③ 入力例11

上司のBさんに、新しい企画を提案します。
内容は以下の通りです。
・××××
・××××
・××××
Bさんのスコアと私のスコアの組み合わせを踏まえて、提案時の説明の順番、強調すると伝わりやすい点、注意した方がよい伝え方を教えてください。

あわせて、次の2つを具体的に説明してください。
・話が伝わりやすくなる進め方の例
・認識のずれや反発が起こる可能性がある進め方の例

「成功」「失敗」と断定せず、どのような条件や伝え方によって、理解されやすくなったり、すれ違いが起こったりする可能性があるかを整理してください。

相手を説得・操作する方法ではなく、必要な情報を相手が理解し、判断しやすくするための工夫として提案してください。

 

入力例12

ここでは、入力例9の回答をもとに実際に1on1を行った後、同じチャット内で入力例12を入力します。
追加で入力する内容は、入力例12の1つです。

入力例9の回答をもとに、Bさんとの1on1を行いました。
実際に面談を行った結果は以下の通りです。
・うまくいった点:××××
・想定と違った点:××××
・Bさんの反応:××××
・次回に向けて気になっている点:××××
この実際の結果を、最初に入力したスコアからの推測よりも優先して、次回の1on1シナリオを作成してください。

次の内容を含めて整理してください。
・今回うまくいった関わり方
・想定と違った点から見直した方がよい仮説
・次回の質問例
・注意した方がよい伝え方
・次回、本人の反応を確認しながら調整する方法

今回の反応だけでBさんの性格やタイプを決めつけず、次回も本人の言葉や反応を確認しながら進める内容にしてください。

実践結果をフィードバックする

生成AIの活用は、一度回答を得て終わりではありません。

1on1、メール、会議、提案などで実際に活用した後は、相手の反応、うまくいった点、想定と違った点などを、同じチャット内で生成AIに伝えてください。

スコアから考えた最初の回答は、あくまで仮説です。
実際の相手の反応や関係性をフィードバックすることで、最初の仮説を見直しながら、次回以降、より実際の関係性に合った回答へ調整できます。

フィードバックする際は、詳しい文章でなくても構いません。
「この言い方はよかった」「質問が多いと相手が話しにくそうだった」など、短い言葉で追加しても、回答を深めることができます。

ご利用にあたって
 本ガイドは、利き脳診断をご利用・ご検討いただく方が、診断結果をより実践的に活用いただくための資料です。
 その目的の範囲内で、自由にご利用いただけます。
 なお、本ガイドの内容を目的外で転載・再配布・販売・公開したり、改変して利用することはご遠慮ください。