
生成AI時代の利き脳診断
生成AIの普及により、利き脳診断の活用可能性は大きく広がっています。
これまで利き脳診断は、自分や相手の思考特性を知るためのツールとして、研修、チームビルディング、コミュニケーション改善、営業力強化など、さまざまな場面で活用されてきました。
診断を受けることで、自分や相手の特徴、得意な考え方、コミュニケーション上の傾向を分かりやすく把握することができます。
一方で、診断結果を日常の場面で具体的にどう活かすかについては、これまで一定のハードルがありました。
たとえば、部下との1on1でどのような順番で話を進めるか、タイプの異なる相手にどのような言葉で伝えるか、チーム会議でどのように意見を引き出すか、といった具体的な場面では、診断結果やガイドブックの内容をもとに、限られた時間の中で、ご自身で応用していただく必要がありました。
こうした課題を解消し、診断結果をより実践的に活用いただくために、ブレインパートナーズでは「生成AI活用ガイド」をご用意しました。
※ 本ガイドは、利き脳診断をお申し込みいただいた方に、Webページ形式でご提供しています(無料)。
※ IDをお持ちの受検者の方で、本ガイドのURLが分からない場合は、管理者の方へお問い合わせください。
ここでは、一般の方にもご覧いただける概要ページとして、「生成AI活用ガイド」の構成と主な活用イメージをご紹介します。
診断結果を「理解」から「実践」へ
利き脳診断では、A・B・C・Dの4つのスコアによって、思考特性を数値で確認できます。
このスコアを生成AIに入力することで、自他理解、1on1、部下指導をはじめとするさまざまな場面で、自分や相手のスコアに応じた具体的なアドバイスを得ることができます。
ガイドブックや結果シートだけでは一般論にとどまりやすかった内容も、生成AIを活用することで、「自分の場合」「相手の場合」「このチームの場合」に合わせた個別で、具体的、詳細な回答として得られ、確実に実践に移しやすくなります。
これまで次のような場面で、具体的な進め方に迷うことはありませんでしたか。
- 自分の強みや注意点を、仕事の場面に置き換えて整理する
- 部下や同僚のタイプに合わせた1on1の進め方を考える
- 相手に伝わりやすいメールの件名や本文、説明の順番を考える
- チームメンバーのスコアをもとに、役割分担や会議の進め方を整理する
- 営業場面で、相手に合わせた提案の仕方やフォロー方法を考える
もちろん、生成AIの回答は、専門家による個別支援と同じレベルではありません。
それでも、何もない状態から悩み続けるより、診断結果をもとにした具体的なたたき台を短時間で得られることには、大きな意味があります。
完璧な答えを求めて時間が過ぎてしまうよりも、まずは「70点主義」で具体的なたたき台を得て、「走りながら考える」ことを、ブレインパートナーズでは提唱しています。
スコアと判定ルールの伝え方がポイント
生成AIにアドバイスを求める際は、A・B・C・Dの4つのスコアを入力するだけでは不十分です。
そのスコアが、どのような理論にもとづくものなのか、また、どのような判定ルールで読み取るものなのかを、あわせて伝えることが重要です。
利き脳診断には、A・B・C・Dの4つのスコア全体のバランスや、優勢と判定するための基準があります。
こうした判定ルールを伝えずに数値だけを入力すると、生成AIがスコアの高低や優勢の意味を独自に解釈し、回答がぶれてしまう可能性があります。
「生成AI活用ガイド」では、利き脳診断のスコアを生成AIに入力する際の基本的な考え方や、より適切な回答を得るための伝え方を紹介しています。
単にスコアを入力するだけではなく、診断の前提と判定ルールを正しく伝えることが、生成AIからピントの合った回答を得るための大前提になります。
全7テーマ・計27の入力例を掲載
実際の「生成AI活用ガイド」は、以下の7つのテーマで構成され、合計27の入力例(プロンプト例)を掲載しています。
- このガイドの目的
- 診断結果を生成AIで活用する基本的な考え方
- 自分のスコアを入力し、自己理解を深める方法
- 相手のスコアを入力し、関わり方を考える方法
- 複数名のスコアを入力し、チーム理解に活かす方法
- プロファイリング結果を営業場面に活用する方法
- 生成AIを活用する際の注意点
このうち、実際の活用イメージとして、主な4つのテーマを簡単にご紹介します。
◆ 自分のスコアを入力し、自己理解を深める
自分自身のA・B・C・Dスコアと判定ルールを入力することで、結果シートに記載された内容を出発点にしながら、一人ひとり異なるスコアの微妙なバランスを踏まえて、自分の特徴をより深く整理できます。
また、結果シートに直接記載されていないテーマについても、自分の傾向をもとに具体的なヒントを得ることができます。
本ガイドでは、このテーマについて7つの入力例(プロンプト例)を掲載しています。
◆ 相手のスコアを入力し、関わり方を考える
相手のA・B・C・Dスコアと判定ルールに加えて、自分自身のスコアを入力することで、1on1、メール、提案、報告・相談など、相手のタイプに合わせた具体的な進め方や声かけ、文面例などを得ることができます。
自分のスコアが分からない場合でも一定のアドバイスは得られますが、自分と相手の両方のスコアを入力することで、より関係性に即した具体的なアドバイスを得やすくなります。
本ガイドでは、このテーマについて11の入力例(プロンプト例)を掲載しています。
◆ 複数名のスコアを入力し、チーム理解に活かす
チームメンバーのスコアと判定ルールを入力することで、チーム全体の傾向、役割分担、起こりやすいすれ違い、会議やプロジェクト運営の工夫などについて、実践に移しやすい具体的なアドバイスを得ることができます。
また、新しいメンバーが加わる場合には、既存メンバーとのスコア傾向を比較し、メンター候補を具体的に挙げてもらうこともできます。
本ガイドでは、このテーマについて6つの入力例(プロンプト例)を掲載しています。
◆ プロファイリング結果を営業場面に活用する
相手が診断を受けていない場合には、プロファイリング結果を仮説として入力することで、営業場面でのアプローチ方法や提案の進め方、フォロー時の声かけなどについて、具体的なアドバイスを得ることができます。
※ プロファイリングは、利き脳診断のモバイルサイトに用意されている、相手の言動からA・B・C・Dの傾向を
推測するためのメニューです。
生成AIに渡せる情報は限られているため、相手の傾向を大まかに捉えるための仮説として扱います。
本ガイドでは、このテーマについて3つの入力例(プロンプト例)を掲載しています。
生成AIを使うことで、利き脳診断は「自他を理解するためのツール」から「行動を変え、実践を後押しするツール」へと、その役割を広げていきます。
ぜひ「生成AI活用ガイド」を参考にして、診断結果を自他理解の促進や職場実践にお役立てください。
