よくあるご質問(FAQ)

 

ハーマンモデル理論/利き脳

Q1.「利き脳」とは何ですか?
Q2.「利き脳」「利き脳診断」の結果には良し悪しがありますか?
Q3.「利き脳」(=思考特性)は一生変わらないものですか?
Q4.「利き脳」は、どのくらいの期間で変わるものですか?
Q5.「先天3割、後天7割」とは、「努力すれば7割の確率で利き脳を変えられる」という意味ですか?
Q6.「利き脳」のベースとなるハーマンモデル理論の学術的/科学的な有効性を教えてください。
Q7.「利き脳診断」と、他の様々な診断ツールのもっとも特徴的な違いは何ですか?
Q8.「利き脳診断」は、HBDI®(ハーマンモデルの公式アセスメント)とどう違いますか?信頼性はどのように担保されますか?
Q9.HBDI®(ハーマンモデルの公式アセスメント)は100問以上なのに、「利き脳診断」は43問でなぜ整合性がとれるのですか?
Q10.診断を受けなくても、相手の言動をAIに入力すればタイプを判定できるのではないですか?
Q11.「利き脳診断」はどのような場面で活用できますか?

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Q1.「利き脳」とは何ですか?

利き手や利き目があるように、脳にも無意識のうちに使いやすい思考の働き方・情報処理の傾向があります。これが「利き脳」です。
利き脳(思考特性)がわかると、考え方のクセや思考の好みが整理でき、言動の背景を理解しやすくなります。

 

Q2.「利き脳」「利き脳診断」の結果には良し悪しがありますか?

いいえ、利き脳には優劣や良し悪しはありません。利き手と同様に、個性・傾向として捉えるものです。
そのため、評価制度(査定等)や採用選考においては、合否や評価を決める唯一の基準として用いるのではなく、他の情報と併せて総合的にご活用ください。

 

Q3.「利き脳」(=思考特性)は一生変わらないものですか?

いいえ。利き脳の傾向は、生まれ持った要素だけで決まるものではなく、経験・役割・環境・トレーニングによって表れ方が変化することがあります。
ハーマンモデル理論では「先天3割、後天7割」とも言われ、環境やトレーニングによって利き脳の傾向は変化します。それに伴って診断結果が変わることも十分にあり得ます。

 

Q4.「利き脳」は、どのくらいの期間で変わるものですか?

利き脳(思考特性)は、環境の変化やトレーニングなどによって変化します。
ただし、取り組んでいる仕事、置かれているポジションや役割、また個人差により、変化が現れるまでの期間は一定ではありません。数か月で変化が見られる場合もあれば、1年程度の経験やトレーニングを通じて変化する場合もあります。

 

Q5.「先天3割、後天7割」とは、「努力すれば7割の確率で利き脳を変えられる」という意味ですか?

いいえ。利き脳(思考特性)のうち、約3割が先天的要素、約7割が環境や経験・学習による後天的要素に影響されている、という考え方です。
定期的に診断しても変わりにくい部分には先天的要素が、変化が見られる部分には環境や経験・学習などの後天的要素が影響していると考えられます。

 

Q6.「利き脳」のベースとなるハーマンモデル理論の学術的/科学的な有効性を教えてください。

ハーマンモデル理論およびHBDI®は、人材開発や組織開発の領域で広く活用されており、その有効性については50以上の研究・論文で取り上げられています。
利き脳診断は、こうしたハーマンモデル理論の考え方をもとに、A・B・C・Dの4つの視点から思考特性を整理する診断です。

 

Q7.「利き脳診断」と、他の様々な診断ツールのもっとも特徴的な違いは何ですか?

「利き脳診断」(ハーマンモデル理論)のもっとも特徴的な違いは、“思考のクセ”(思考特性)を、情報を受け取ったときの反応や判断の傾向から捉える点にあります。
一般的な性格診断や行動特性診断が「心理状態」や「行動パターン」を中心に分析するのに対し、利き脳診断は、心理や行動に表れる前段階の“反応・判断の傾向”に着目して分析します。そのため、本人が自覚しにくい思考のクセや意思決定の傾向を整理しやすいことが特徴です。
また、診断結果は優劣を示すものではなく、チーム内で共有することで相互理解やコミュニケーション促進に活用しやすい点も特徴です。

 

Q8.「利き脳診断」は、HBDI®(ハーマンモデルの公式アセスメント)とどう違いますか?信頼性はどのように担保されますか?

当社の「利き脳診断」は、HBDI®そのものではなく、ハーマンモデル理論を基盤に、実務で活用しやすい形に設計した当社独自の簡易診断です。
HBDI®受検者の結果と当社診断結果を照合しながら、設問文・選択肢・配点を最適化し、整合性を高めています。特に日本語の場合、直感で答える設問はその言い回しで結果がブレるため、表現の微調整まで含めて精度管理を行っています。

同様のタイプ診断は、Web上で手軽に受けられるもの(無料の簡易チェック等)も存在しますが、HBDI®の結果と照合しながら設問や判定ロジックを最適化し、整合性を検証するところまで明示しているものは限られます。当社はそのプロセスを重視して品質を担保しています。

 

Q9.HBDI®(ハーマンモデルの公式アセスメント)は100問以上なのに、「利き脳診断」は43問でなぜ整合性がとれるのですか?

HBDI®は、100問以上の設問により、A・B・C・Dそれぞれの優勢度や順位を詳しく把握する公式アセスメントです。優勢順位まで細かく見ると、合計64パターンで捉えることができます。
一方、当社の「利き脳診断」は、HBDI®のように全64パターンを詳細に判定することを目的とするのではなく、日常や職場で理解・活用しやすい主要傾向を、43問で15パターンに整理して把握する簡易診断です。

これは、精度を軽視しているという意味ではありません。利き脳診断では、HBDI®受検者の結果と当社診断結果を照合しながら、設問文・選択肢・配点を調整し、主要タイプとしての整合性が高まるように設計しています。
つまり、利き脳診断は「HBDI®と同じ詳細診断を43問で再現するもの」ではなく、「職場で活用しやすい主要15パターンに整理することで、短時間・低価格で導入しやすくした診断」です。

重要なのは、利き脳診断でも、A・B・C・Dそれぞれのスコアが診断結果として数値で示される点です。15パターンは、職場で理解・共有しやすくするための入口であり、実際の診断結果には一人ひとり異なる4つのスコアバランスが含まれています。そのスコアを生成AIに入力すれば、固定的なタイプ分類の枠を超えて、スコアの差や強弱まで踏まえた、より精緻な個別化が可能になります。
その意味で、利き脳診断は、HBDI®のような詳細アセスメントとは役割を分けながら、日常や職場で使いやすい粒度と価格で導入し、必要に応じて生成AIで個別の実践活用まで深められる診断です。

 

Q10.診断を受けなくても、相手の言動をAIに入力すればタイプを判定できるのではないですか?

AIに相手の言動、メール、会話内容などを入力し、「この人はどのタイプか」「どのような思考特性がありそうか」を推測させることは可能です。
ただし、その場合にAIが判断材料とするのは、相手本人が診断に回答した結果ではなく、入力する人が見聞きした情報や、相手に対する印象にもとづく内容です。そのため、どの場面を切り取るか、どの発言を重視するか、どのような言葉でAIに伝えるかによって、結果が変わりやすくなります。つまり、AIによる判定は手軽である一方、どうしても入力者の主観や情報の偏りが入りやすく、「それらしい推測」にとどまりやすい面があります。

一方、「利き脳診断」は、本人が設問に回答し、その回答をもとにA・B・C・Dのスコアを算出する診断です。HBDI®の結果との照合データに基づいて、設問文・選択肢・配点・判定ロジックを調整し、整合性を検証しています。
そのため、目的は「この人はこういうタイプではないか」という印象にもとづく推測ではなく、本人の回答にもとづいた一貫した判定結果を提供することにあります。実務で活用するためには、このように一定の前提と判定ロジックにもとづいた結果であることが重要です。

生成AIは「利き脳を判定するためのもの」として使うよりも、診断結果を実務に展開するための補助として使う方が効果的です。診断によって得られたA・B・C・Dのスコアや判定結果をもとに、1on1での関わり方、声かけ、メール文面、チーム運営、営業場面での提案方法などに応用することで、診断結果をより具体的な行動に落とし込みやすくなります。
判定は利き脳診断で行い、その結果の活用を生成AIで広げる、という使い分けが基本となります。

 

Q11.「利き脳診断」はどのような場面で活用できますか?

「利き脳診断」は、主に以下のような場面で活用できます。

 =組織・チームでの活用例=
 ・新入社員の受け入れ・育成(早期戦力化、定着支援)
 ・チームビルディング(相互理解、役割分担の最適化)
 ・配置・役割検討の参考(適材適所、モチベーション向上)
 ・職場のコミュニケーション活性化、離職防止
 ・1on1や面談準備、メンバーごとの関わり方の整理

 =個人での活用例=
 ・営業力向上(提案・関係構築のスタイルの最適化)
 ・マネジメント支援(関わり方・伝え方の工夫)
 ・キャリア開発(強みの発揮、伸ばし方の整理)

 =生成AIを活用した実践支援=
 ・診断結果をもとにした声かけや面談コメントの作成
 ・チーム運営やコミュニケーション改善のヒント作成
 ・自己理解の振り返りや行動改善の整理

 

  HBDI®はHerrmann International社の登録商標です。